最後に泣いたのは、いつだったか思い出せますか?
泣いたあと、気持ちがスッと軽くなった。そんな経験は、誰しもあるのではないでしょうか。
実は、感情を外に出してあげることで、心と体の緊張が「ふっと」ゆるむきっかけが生まれることもあります。
そんな「涙の力」を利用したセルフケア「涙活(るいかつ)」をご紹介します。
春は、環境の変化が多く、知らず知らずのうちに心が疲れを感じやすくなる季節ですね。
でも、大人になるにつれて、つい感情に蓋をしてしまい、涙を流す機会が少なくなってしまう、そういった方も多いのではないでしょうか。
「涙活」とは、悲しい出来事があったから泣くのではなく、ストレス解消やリフレッシュのために、あえて意識的に泣く時間をつくることです。
たまには「泣いてもいい時間」をつくってみませんか?
自律神経には、ストレスを感じると優位になる交感神経と、リラックスすると優位になる副交感神経があります。
感動や共感など感情を伴って流れる「情動の涙」は、副交感神経への切り替えを後押ししてくれる可能性があると言われています。(個人差あり)
そのため、泣くことで緊張が緩み、気分転換や疲労回復につながると感じる人もいます。
科学的にも他の人の経験に共感して泣くことは、とても良いこととされており、特に感動した時に流す涙は、ストレス軽減効果が高いと言われています。
💡この感情に伴って涙を流すことができるのは、 科学的にも人間だけと考えられています。
期待される効果効能
個人差はありますが、こうした作用から、涙活は心と体を整えるセルフケアとして注目されており、美容にも良い影響が期待できそうです。
💡玉ねぎを切ったときなどの刺激による涙は、目を守るための単なる生理反応のため、「涙活」には含まれません。
夜がおすすめ
夜は、活動モードの交感神経から、リラックスモードの副交感神経へと、自然に切り替わりやすい時間帯です。
感情を伴って涙を流すことで、その切り替えがスムーズになり、心身の緊張がやさしくほぐれていくと感じる人もいます。
また、涙を流すことで分泌が促されると言われている睡眠ホルモン「メラトニン」は、夜に多く分泌される傾向があります。
涙活はお風呂上がりや就寝前の時間帯がおすすめです。
例えば …
・泣ける映画やドラマ、アニメ、マンガを鑑賞する
・思い出の音楽を聴く
・過去に泣いた経験を思い出す
気が向いた時で十分
無理に泣く必要はありません。
辛さが強くなる、過去の出来事を思い出して負担を感じるときは、中止してください。また、気分の落ち込みや不眠が続く場合は、専門家(医療機関相談窓口)への相談を検討してください。
鼻水=涙?
泣いた時に出る鼻水は涙腺から出た涙が鼻に流れたもの。さらさらしていて粘り気がないのが特徴であり、基本的には涙そのものです。
涙の原料は血液?
涙のもとは血液。涙は血液から赤い色(ヘモグロビン)などを抜いた「血しょう」と呼ばれる透明な液体からできています。
たくさん泣いたほうが良い?
実は、たった一粒の涙でも、リラックス効果は1週間ほど続くと言われています。
ほんの少し心が動くだけでも、涙活の効果が期待できそうです。
涙活の涙は甘い?
ストレス状態で交感神経が優位に働いている時に流す涙には、微量のナトリウムが含まれており、しょっぱく感じやすいようです。
その分、副交感神経が優位な状態で流す涙活の涙は、ほんのり甘く感じることもあるようです。
【まとめ】
涙活は、こんなセルフケア
・悲しい時だけでなく、心を整えるために「泣いてもいい」
・感情を伴って流す涙は、リラックスのきっかけになることがある
・夜や就寝前など、落ち着ける時間帯がおすすめ
・無理に泣く必要はなく、気が向いたときで十分
・つらさを感じたら中止し、必要に応じて専門家に相談を
※本記事は、一般的なセルフケアのご紹介であり、医師助言ではありません。
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