受診後に行うこと
※2024年度の人間ドックは終了いたしました。2025年度の人間ドック開始は2025年12月以降になります。
大切なのは受けた後です。(健診結果を必ずチェックしましょう。)
健診は、受けたらそれで終わりではありません。健診結果を必ずチェックし、判定を確認してその指示に従いましょう。検査値が基準範囲内であった方も、過去数年の数値が少しずつ悪化してはいませんか?自分の検査値に注意を払うことは、病気の予防や早期発見に大変重要です。自身の検査結果をきちんと把握し、必要に応じて治療や生活習慣の改善に取り組んでいただきたいと思います。
要再検査、 要精密検査 |
健診は異常の疑いのある人をふるい分けていく検査ですので、「要再検査」「要精密検査」という判定であっても「疑わしいところがあるので、詳しく調べてみましょう」という意味で、病気と診断されたわけではありません。たとえ病気が見つかったとしても、あわてずに治療を開始しましょう。 早期発見、早期治療が病気を治す一番の近道です。「要再検査」「要精密検査」と判定されたら、延ばし延ばしにすることなく、「早め」に検査を受けましょう。 |
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要治療 | 自覚症状がなくても速やかに医師の治療を受けましょう。治療中の場合は、主治医のもとで治療を続けてください。人間ドック結果が治療に役立つことがありますので、受診の際には、検査結果を担当医師に見せることをおすすめします。 |
経過観察 | 通常は心配ありませんが、健診を受けて今のままでよいのか、変えるべきか、生活習慣について向き合い考えてみましょう。異常がなくても疑問があれば健康相談をご活用ください。 |
異常なし | 結果に異常がなくても、過去数年の検査値の推移はチェックしておきましょう。現在は基準範囲内でも、悪化傾向にあるなら要注意といえます。 |
「要再検査」「要精密検査」と判定があったら 一般的な受診方法をご紹介します
かかりつけ医を受診する
結果表を持参して総合的な判断を仰ぎます。経年的な状況を理解しているため、的確なアドバイスがもらえます。検査データの内容に応じて他の医療機関への紹介状も書いてもらえます。
健診を受診した医療機関で受診する
検査項目によっては受診できない場合もありますので、事前に医療機関へ確認してください。受診できない場合は、詳しい検査のできる医療機関への紹介状を書いてもらえるほか、画像データ(胸部X線やマンモグラフィ画像等)の貸し出しも可能です。
どこで受診してよいかわからない場合
健診結果についての疑問や不安、気になる症状などがあれば、当健保組合の保健師に相談できます。匿名でも結構です。プライバシーは厳守します。
医療機関を検索したいときに便利です。「再検査・精密検査」を、どの医療機関で受診したらよいかわからない場合、「検査項目・専門医の有無」・診療時間・最寄り駅」などの希望を伝えると、医療機関を探してもらえます。その他、検査結果や心身の不安などの相談にも対応可能です。博報堂健保組合に加入していることをお伝えください。
結果以外にも、健康のことなら何でもご相談ください。
基準値を外れているのは病気?
基準値とは、不特定多数の健康な人や状態の平均値ですから、実際は年齢や性別で違いがあります。同じ人でも測定する時期、季節、食事、運動、妊娠などで測定値は変わるものです。また測定値は個人差が大きく、基準値を外れていても異常がない人もいれば、基準値内なのに病気の人もいるのです。
測定値を見るのに大切なのは経年変化です。基準値内でも突然大きな変化があった場合は診察を受けることをおすすめします。そのためにも結果表や履歴表は大切に保管してください。
あなたの健康づくりに健保をお役立てください
保健指導プログラム
- 1. 人間ドックの結果から、 40歳以上の被扶養者・特退の方で生活習慣(血圧・血糖・脂質)リスク保有者を対象に、国が定めた特定保健指導を実施します。
- 2. 定期健康診断の結果から、事業所に勤務されている40際以上の被保険者の方で生活習慣(血圧・血糖・脂質)リスク保有者を対象に、国が定めた特定保健指導を実施します。
1.被扶養者・特退の方
今回の人間ドックの結果から対象者になられた方へ、博報堂健保からプログラムの案内を人間ドック申し込み時に記入いただいた連絡先に送付します。内容を確認のうえ、申し込みをしてください。
人間ドック申し込み時の連絡先の記入間違いが発生しています。今一度記入した内容を確認してください。
2.事業所に勤務されている方
定期健康診断の結果から会社と博報堂健保が共同で保健指導を実施し、みなさまの健康をサポートします。対象者となられた方にはプログラムの案内が自宅に郵送、あるいはメールで送付されます。
【案内を受け取った方へ】
- 1月末迄に申し込み、面談を受けてください。
重症化予防プログラム
人間ドックの結果から「糖尿病性腎症」のリスクがある方に予防プログラムを実施しています。糖尿病性腎症初期は自覚症状がないため、気がつかないうちに病気が進行してしまいます。早い段階で症状の進行を止め、将来「人工透析」などに陥ることを回避または遅延を目的として腎機能の維持、保護に特化した予防プログラムを該当者へ個別に案内します。
大腸がん検査受診フォロー
便潜血検査で精密検査が必要(陽性)と判断された方(在籍者除く)に、博報堂健保から大腸内視鏡検査(大腸カメラ)受診のお便りをお送りし、大腸の病変(がん・ポリープ・潰瘍など)の早期発見・早期治療を勧奨しています。案内が届きましたら、必ず大 腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受診してください。
5大がんを含む精密検査受診勧奨
人間ドックの結果、在籍者の方で再検査判定から疾病の可能性があり、さらに詳しい検査が必要な方に受診勧奨のメールを配信しています。
届いた方はメール内に記載の【報告手順】より、速やかに医療機関を受診し、受診結果登録(報告)をしてください。
※ 判定は公益社団法人 日本人間ドック・予防医療学会の基準値を基にシステム委託先 の(株)バリューHRが監修した統一ランクとなっています。
健診医療機関の判定内容と異なる場合は、医療機関の健診結果を確認いただき、指示に従ってください。
運動促進の情報提供
食事や運動への取り組みを通じて、皆さんのカラダがよりよく“かわる”こと、そしてその結果が“見える”ことをめざします。
スポーツクラブとの契約
日常的にスポーツを楽しめるよう、全国の施設を利用できるコナミスポーツ・ルネサンス・ジョイフィットと契約し、法人の契約料金で利用できます。
詳しくはスポーツクラブの利用をご覧ください。