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vol.57

【花見シーズンも保養所へ!】
桜の効果を考える

「桜前線北上中」、「桜の開花宣言」と聞くとなぜか
春の訪れを感じ、うれしい気持ちになります。
日本で初めて桜の花見が行われたのは平安時代と
言われ、古来より日本人に愛されてきました。
今回は、その桜がテーマです。

私たちの周りには、桜を感じる、桜味のデザート、
桜の香りの日用品などが続々と
展開されていますが、
実は桜からは、ほとんど味や香りを発していません。
その正体は、
桜の葉に含まれる「クマリン」という
化学物質によるものです。「クマリン」は
ポリフェノールの一種で、抗菌作用、リラックス効果、
睡眠促進、
といった、
アロマのような効果があると
言われています。

「クマリン」は桜の葉の細胞内の液胞という部分に
存在しているため、通常は香りを
感じることは
できません。しかし、花や葉を叩いたりもんだり、
塩漬けにして細胞を
壊すことで「クマリン」が生成され、
あの独特な香りが生まれます。

桜味の代表、桜餅で考えてみましょう。
巻いてある葉っぱは、塩漬けした桜の葉で、
美味しさを演出する大切なものです(柏餅の葉では
ありません)。はがして食べる人も
多いかも
しれませんが、1枚あたり、0.03~0.1mgの
「クマリン」が含まれおり、
以下の効果が
期待されていますので、ぜひ桜の葉も一緒に
食べてみてください。
・抗菌効果
・リラックス効果
・鎮静作用
・血液低下作用
・咳止め作用
・二日酔い防止作用

一方、「クマリン」という名前はかわいいですが、
肝機能障害を引き起こす懸念があるとされ、
体重60kgの大人で1日当たり4.8mg(桜餅の葉なら
1日48個)未満にすることを
食品安全委員会は
推奨しています。何事も摂り過ぎはよくないという
ことですね。
また、この「クマリン」はシナモンにも
多く含まれています。

味わうだけじゃない、
見るだけで効果も。

花見には、自然に触れ合うこと、美しいものを見ること
でのリラックス効果や
免疫力アップが期待できます。
環境の変化で、緊張や不安を抱えやすい季節に
ピッタリです。
特に、桜のピンク色は
以下の効果があります。
・女性ホルモンの分泌を促す
・脳を活性化させ血行を良くする
・疲れやストレスを緩和する

春休みは、日常の喧噪から離れ、保養所の近隣で
花見、というのはいかがでしょうか?

#

伊東の保養所から南に車で
20分ほどのとこにある、伊豆高原桜並木

#

河口湖の保養所から南に車で
15分ほどのとこにある、新倉山浅間公園

河口湖/伊東/苗場/南紀
保養所周辺の桜情報をチェック
全国お花見ガイド(KADOKAWA)

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今回は
“桜緑茶”
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※プレゼント内用は毎号変わります。


サクラは何科の植物でしょうか?
  • ① サクラ科
  • ② ウメ科
  • ③ バラ科
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