博報堂健保×RIZAP

Vol.33 コレステロールってなぜ体に悪いの?(レシピ)

「健康診断で年々コレステロール値が高くなってきた…」
摂りすぎると身体にどのような影響があるのか、コレステロールとの上手な付き合い方をお伝えします。

必見!コレステロール値を改善する食事のポイント!
Point❶飽和脂肪酸 (ほうわしぼうさん) の摂取量を減らす。

▶ 和食を食べる習慣を

飽和脂肪酸とは、LDLコレステロールを増加させてしまう飽脂肪酸のことを指します。
お肉の油やバターなどの動物性油脂、菓子パンにも多く含まれています。洋食よりも和食を食べる習慣を身につけることで自然と減らすことができます。

Point❷血管を若く保つための食材を積極的に取り入れる。

▶ 抗酸化成分を摂る

ビタミンC、ビタミンE、β - カロテン、ポリフェノールなどは抗酸化成分として働き、動脈硬化の進行を遅らせる効果が期待できます。

●オススメ食材:ほうれん草、ブロッコリー、アーモンド、小松菜、しそ、緑茶

Point❸質のいい油を選んで使う。

▶ 油の使い所と量に注意

●オリーブオイル:HDLを上げ、LDLを下げる効果があるといわれています。熱に強く、炒め物などに大活躍です。普段使いの油におすすめです!

●えごま油、アマニ油:血液をサラサラにする効果があるといわれています。加熱調理には不向きなためサラダのドレッシングとして、マリネやカルパッチョなど生食用としての使用がおすすめです。

●ごま油:LDLコレステロールを下げてくれる働きがあります。しかし摂りすぎるとHDLも下がってしまいますので1日小さじ1杯程度を目安に使うようにしましょう。

Point❹積極的に食物繊維を取り入れる。

▶ 繊維質な食材を食べよう

野菜や海藻、きのこ類に含まれる食物繊維を毎食しっかり摂ることで、コレステロールを体外へ排出しやすくしてくれます。

おすすめメニュー

1.ブロッコリーの茎ナムル

<1人分の栄養価>
エネルギー 95.0 kcal
たんぱく質 6.1 g
脂質 6.3 g
糖質 2.4 g
炭水化物 7.9 g
食物繊維総量 5.5 g
食塩相当量 1.0 g

<材料(2人分)>

  • ブロッコリーの茎 1本
  • ごま油 小さじ2
  • 煎りごま 大さじ1
  • 鶏ガラスープの素 小さじ1
  • 塩 少々
  • チューブおろしにんにくお好みで1cm

作り方の動画はこちら

2.パプリカと白身魚のソテー

<1人分の栄養価>
エネルギー 318.0 kcal
たんぱく質 12.3 g
脂質 29.0 g
糖質 3.8 g
炭水化物 5.8 g
食物繊維総量 2.0 g
食塩相当量 0.7 g

<材料(2人分)>

  • 白身魚 2切れ
  • 赤パプリカ 1/2個
  • えのき 1/3袋
  • オリーブオイル 大さじ2
  • にんにく 1片(またはチューブおろしにんにく2cm)
  • 塩 少々

作り方の動画はこちら︎

RIZAP 語録
自分の心と身体を大切に

健康な心と身体がなければ、なんとなく考えている将来のことが叶えられないかもしれません。大変なとき、つらい時こそ自分を労り、大事にしてあげましょう。

トレーナー 荒木 芙美